パルナ書房

京の表は壬生、裏に回れば島原の町の本屋~2013年4月でパルナ書房は閉店いたしました。

現在のランニングブームと昔との違い     〜店長

「京都ランニングマップ」の企画書の冒頭文です。

ランニングブームの背景
社会人女性がブームの中心であることが大きな特徴である
ランニングファッション(ランニングスカート、カラフルなレギンス等)
ランニングイベントに参加すると7〜8割が女性であることも珍しくない。
ランニングカフェ、ランステーションの出現(シャワー、ロッカー等の施設)
女性ランニングファッションやランステーションの出現を意味するのは
ランニング関連市場が巨大な経済利益を生むことになったことである。
それがかつての健康のためのランニングブームとの決定的な違いである。

また本書のプレスリリースにこのような文章を書きました。

来る 3 月 11 日、いよいよ京都マラソンが開催されます。
京都マラソン実行委員会の発表によると定員1万4800人に対しなんと4万8436人と3.3倍の申し込みがありました。
昨年の大阪マラソンでは橋下知事(当時)もレースに参加、2 月の東京マラソンは申込者数がなんと約 28万4千人、倍率9.6倍(東京マラソン財団発表)です。
まさに空前のランニングブームを裏付けています。
そのブームの主役は学生ではなく、20代から60代に至る幅広い社会人です。
特に女性ランナーがランニングファッションやお洒落なスタイルを楽しんでいる様子は
かつての健康のためのジョギングブームとは質的な違いがあります。
京都においても、様々なランニングサークルやランニングカフェが現れ、
朝活ならぬ朝ラン夜ランといった言葉まで一般化しています。
二条城など夜になるとランニング渋滞が起きているほどです。
昼ではなく夜に走るのは社会人が中心であることを表しています。
京の街を見てください、いつも誰かが走っています。
社会人のライフスタイルに確実に浸透しています。
ランニングは単なるブームでは終わらず、これからも継続していくでしょう。

引用が長くなりました。
昔からランニングブームはありました。
70年代くらいからあったのではないでしょうか?
当時はジョギングという言葉が使われていました。
ジョギングを提唱した有名なアメリカ人がジョギング中に亡くなって
ニュースで報道されていたのをおぼろげに覚えています。
昔は健康のために走っていたのです。
だからランニングスタイルもTシャツ短パン、
寒くなると上下ジャージで走っていたような・・・
お金がかからない健康法的なイメージであったかと思います。

でも今はランニングファッションを楽しんだり(結構なお値段です)
ランニングイベントで楽しく走る(走った後にスイーツとか食べてそれなりにお金が・・・)
マラソンも参加することをそのものを楽しむイベント化しています。
ホノルルマラソンがいい例ですね。海外旅行とセットになっています。

社会の成熟とともに
”健康のためにしんどいけど走る”から
”走ること自体を楽しむ”に変わってきたのです。

ランニングイベントに参加してると、
どんな仕事をしているのかとかいったようなことを聞いたり話したりすることがあまりありません。
社会的立場とは関係ない仲間ができるのは素敵なことだと思いませんか?
成熟した社会ってそういうことなのではと。