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パルナ書房

京の表は壬生、裏に回れば島原の町の本屋~2013年4月でパルナ書房は閉店いたしました。

奇跡と呼ばれた学校〜堀川高校

昨日、真夜中の0時半
北山のナショナルチェーンのT店長と電話で話しこんでしまいました。
自虐志向のT店長と皮肉屋の私、出てくる話は愚痴ばかり

京都で話題のらくたび文庫の売れ行き状況を確かめたり、
北山と丹波口ではらくたび文庫の売れ筋がまったく違うのに驚いたり
Anecamの追加が入ったとか入らなかったとか

そんな話の途中、パルナ書房で「奇跡と呼ばれた学校」の売れ行き状況を聞かれて
なんで「奇跡と呼ばれた学校」なん?と思うパルナ店長。

実は「奇跡と呼ばれた学校」は堀川高校のお話であり、
パルナ書房は最も近い書店のひとつだったのです!
知らない私は隅っこに棚差しておりました。

翌朝正面平台に移動したことはいうまでもありません。
お恥ずかしいです。

京都の公立高校は私の学生時代から全国に比べて学力が低いと噂されていました。
もともと京都の場合はまず公立高校全体の総合入試があり、
合格後、生徒の居住地域によって入学する高校を決める仕組みでした。
ですから他府県と違って公立校の間に進学校とか落ちこぼれ高校とかあまりなかったのです。
ところが85年に高校入試制度が変わり徐々に公立高校の間にも格差が・・・

もっとも地元の京都では公立高校のイメージはそんなに悪くなかったのですが・・・

そんななか四人の堀川高校の教師達が

このままでいいのだろうか
果たして自分の子供を公立高校に進学させられるか、
私学高校に進学させる教師もいる・・・93年のことでした。
月日は流れ
2002年の春、
「奇跡の高校!」
新聞・雑誌に大きな見出し
前年6人だった国立大学の入学者がこの年なんと106人に!
京都大学に6人も合格したのです。

いったいこの学校に何が起こったのでしょう?
決して奇跡でない現実の出来事を当事者の校長先生が語っておられます。

ドラゴン桜とはまた違った教育論がそこにあります。
読み比べると面白いですよ。

さて、実はパルナにもかつて堀川高校卒業生がアルバイトとして在籍しておりました。
しかも現役京大生です。
あれはもう4.5年前のこと、
堀川高校卒で現役京大合格。
ホンマかいなと面接のとき学生証を見せてもらいました。
いや繰り返しますが決して堀川高校のイメージが悪いわけではないのです。
なにしろパルナの先代の母校でもありますから。
ただ、いわゆる進学校ではないので・・・

採用後、その彼の優秀さに脱帽しました。
一度教えたら完璧、ミスはなし。
レジを打ちながらはじめて見るエクセルのVBAプログラムを解析、修正。
そんな彼も一年ほど勤めてくれて簿記の資格を在籍中に取得。
留学するとか言ってたな〜今頃どうしてるのだろう。
一度パルナに顔出してよN君

奇跡と呼ばれた学校

著者名:荒瀬克己(著)
出版社:朝日新聞社出版局
出版年:2007.01
ISBN :9784022731258